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アージュの作品の二次創作が極端にすくない理由。
http://d.hatena.ne.jp/hasidream/20070716/1184610001

『マブラヴオルタネイティヴ』 その2 日常と非日常の対比から生まれてくるキャラクターの本質
http://ameblo.jp/petronius/entry-10039733001.html

『エロゲーという娯楽の極点。嗜好性と物語のはざまで - アージュをめぐる話のついでに -』
http://gamenokasabuta.blog86.fc2.com/blog-entry-189.html

 
「アージュ作品の二次創作が少ない理由」ってなにかな?
だいたいhasidream氏同意だけど、あえてもう少し付け加えてまとめてみると、

1、物語重視であること

  面白いキャラをみせることより、面白い状況を作って、その中でキャラを翻弄させる面白さの物語の構造
  いわゆるキャラものというよりシチュエーションもの


2、完成度が高いこと

  1本道の物語で話が閉じていること
  遊びとしての可能性が少ない。
  桜花作戦以後のオルタのことは同人ではなかなか描けない。だって核となるキャラたちが・・・・

  

3、物語を通して、「カタルシス」が得られ難い話である。

  これは「君のぞ」にも言えることなのだが、ゲームを終えて感動や達成感はあっても、ゲーム中で発生するストレスがオチで解消しない。
 
  根性や思いや種が割れたりするようなものでは、BETAは排除できないから、 大逆転するようなスッキリ感は皆無w
  この辺がFateやガンダムシードのような作品と大きく違うところだと思う。

  

4、作品のあり方が一部の制作者やプレイヤー批判を含んでいる

  ※この辺は『エロゲーという娯楽の極点。嗜好性と物語のはざまで』 の 『さかぶた』さんのところで議論されてます。

    あと、そこのコメントのPAGE(ペイジ)の中の人はピロタと同じなんでこの後にも似たようなことを書いてますw

  真面目なパートで、「ご都合主義」を批判や「現実世界」への皮肉をいいつつ、オチとかではそのご都合主義を実践。
  その態度がアンチと信者とに振り分けてる。

  そして「信者」は、ゆるい同人を嫌う。
  半端なエロ同人なんかを出せば、俺のオルタを汚すなーーーってことになるw

 

自分の肌感覚ではとこんな感じです。



キャラクターから物語が生み出されているのか、物語からキャラクターが生まれているのか、一体どちらなのか?

 


基本的にエクストラは「キャラから物語」を生み出した話で構成されている。
ただ、よくも悪くも、委員長や彩峰たちは「普通の人」である。

超能力やロボでもないし、未来人でも宇宙人でもないw
学園王道モノを目指しても、他のそうした作品に比べてパンチ力が弱い。

現実離れした話題性で、読み手に斬新さを見せることができてないのでエクストラ単体としては、普通のビジュアルノベル。
まぁこの「普通さ」は狙ったものではあるんだろうけど・・・


唯一現実離れしているのが、冥夜と夕呼であり、冥夜自身が武にドタバタな日常を持ち込む張本人になっている。
ただ、夕呼にいたっては攻略できないしw

エクストラのヒロインは誰かなぁと考えると、個人的には純夏ではなく「冥夜」だと思う。

なぜなら、彼女の登場がなければ、アンリミテッドもオルタネイティブの世界もない。
純夏が後悔する必要がないし
それに純夏と武が結ばれた世界は改変されていないからである。


あと、アンリミテッドの世界は「207訓練小隊」の彼女たちがヒロインで間違いない。
アンリミテッドの世界は何を表現しているかというと、武が後悔をする世界の話。

大人社会が描かれない、セカイ系のような語りの構造をしてる。

この世界での夕呼は大人の側面は提示されず、子供の延長、女の側面のみが書かれている。

セカイ系に関しては、「『マブラヴオルタネイティヴ』 その2 日常と非日常の対比から生まれてくるキャラクターの本質」の中で述べられてます。
このエントリーの中では、オルタネイティブもセカイ系として扱ってるけど、個人的にはオルタネイティブには社会集団、大人の象徴としての夕呼が出てくるので全然セカイ系とはちがうのだが・・・
まぁセカイ系であるとか、そうでないとかどうでもいいんだけどね。

 

で、オルタネイティブの世界で最も重要な女性は誰かなぁと考えると「純夏」と「夕呼」であると思う。

 (hasidream氏などは、冥夜を上げているし、まぁ色々な視点があるし答えは一つではないのだと思います)


というか、制作者側の意識では「夕呼」のような気がしてならない。


エクストラが「学園王道モノ」   (純夏が後悔する物語)
アンリミテッドが「セカイ系(?)」 (武が後悔する物語)
オルタネイティブは「成長モノ」  (2人の終着点)

と話の構造で分類できる。

オルタでは終始、武は夕呼に挑戦し、予想外の展開や事実によって打ち負かされ続ける。

夕呼は「人類を救うことが出来る人物」の象徴として、どんな悲劇的状況にも冷静で犠牲を恐れず覚悟をしそれを背負う人間として描かれ
エクストラやアンリミテッドでは、子供の延長や女として描かれていた部分がすっかり抜け落ちているのである。


夕呼は自分の手を汚すことを厭わず、唯一の親友が自分の計画のミス(?)によって死ぬことになっても、部下が犠牲になっても感情すら見せることなく計画を推し進めていくBETAに対抗できる人物として描かれる。

そして武は、尊敬する先生の死や先任や仲間たちの死を、最後には、自分を好きだと言ってくれる人にまで手をかける覚悟を求められる。
そうした通過儀礼を経ることによって、ようやく夕呼と同じ境地に至る。


つまり夕呼の存在は、成長していく武のたどり着くべきゴールとしてある。
それぐらいの強さがなければBETAという恐怖を排除することはかなわないとでも言うように・・・


そして、「エクストラ、アンリミテッド、オルタネイティブ」を包括したマブラブのヒロインが純夏であるといえる。

純夏視点では、エクストラで彼女は後悔し、アンリミテッドでは迷い成長をしていく武を見ながら、オルタネイティブで結ばれる。
武視点では、アンリミテッドで後悔して、オルタネイティブを通して本当に大切なものに気付く。

マブラヴは武と純夏の挫折とその回復の物語であるじゃないかなと思うしだいです。

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無題
夕呼は「人類を救うことが出来る人物」。
全くもって同感ですね。
演習中のBETA襲撃事件、00ユニット完成のための並行世界からの因子の回収とその弊害。劇中で明らかになったことだけでも、彼女の最善の未来を掴み取るためには手段を問わない冷酷さ、それを実現させ次に繋ぐだけの有能さを雄弁に物語っていると思います。

佐渡島ハイヴ攻略時の伊隅大尉と夕呼の会話は、今でも記憶に新しい。
「私の行き先も地獄だから」
自分の道が人非人、人の亡骸で埋め尽くされた道であると知りながらも、彼女は人類の未来に希望を産み落とそうと歩み続けています。
夕呼から拳銃を渡された武がそれを拒んだ理由は、一度目はその悲壮で凄惨な覚悟の果てにあるものを感じ取ったから。二度目は最後まで苦しみを背負ったまま生き抜け、と夕呼その人の人生を肯定したから。

全編に渡って武の内面的成長を描きぬくALTERNATIVEにとって、彼女は悲しき英雄像なんだと思いますね。その孤独を埋める、その生き様を肯定できた武の姿勢を見て、本当に成長したんだなぁとしみじみ実感します。
Yu 2007/07/27(Fri)09:07:20 編集
無題
>>Yuさん
武の行いが一種の通過儀礼の物語とも言えるんですが、そうであればこそ「BETAの世界」に残るエンドもありかもとは思わなくもないですけどね。
通過儀礼はある集団に属するために行うモノだから、その直後に元の世界(?)に帰ってしまうというのは、本当に武は振り回されてばかりとしか言いようがないです(TT)
ピロタ 2007/07/28(Sat)00:07:02 編集
原因とは何なのか?
何度も何度もこのエントリーは読ませていただきました。
う~ん。
何度読んでも良くマトメられてて実にいいです。

自分の考えとしましては、age全作品合わせての「純夏と武のラヴストーリー」なんだなと思いますね。
全てひっくるめて【マブラヴ・サーガ】とでも呼ぶべきでしょうか?
そして、それらを繋げる重要な橋渡しとして、あるいはトリック・スターとしての夕呼先生の存在…。
う~ん、なんて遠大で壮大な物語だ。

ところでエントリーを読むたびに、自分の頭の中では、ある考えが浮かびます。
それは、本当の原因は“誰が”作ったのか、ということです。

運命の10月22日、冥夜が武のベッドの入り込んだ重要な要因である「不純異性交遊許可書」は“誰が”サインしたか……。
そうです、武の父、白銀影行です。
しかし、その父という重要な存在はEXでもULでもサプリでもオルタでも全くといっていいほど語られず、顕在化しません。
顔も出しませんしw
あと、武の母親も重要な位置づけがされます。
EXにおいて、純夏に家のカギを預け、武のことを頼んだという重要な要因を作った事です。
その武の母もほとんど、というか全く登場しませんし、やっぱり顔も無いですw

人間を形作る上で重要な存在である両親の稀薄化……。
オルタではあれほどヒロイン達の父親が重要な位置を占めていたのにも関わらずです。

これには何らかの意思があっての配置なのか?
製作者の考えはどうなのでしょうか?

もっともプレイヤーの視点では、冥夜じゃなくてもその関係者が許可書にサインを書かせるように誘導した可能性もあるので、一概に全ての原因とは言えませんし……。

いや、まてよ……そもそもEX冥夜をEX冥夜として人格を形成したのは……誰なんでしょうか?

御剣家のシステムそのものがEX冥夜を形造ったのか?どうなのか?
う~ん答えが出てこない(当たり前です)

しかし、親父の存在がこれほどまでに薄いとは……。逆に言えば、これこそが誰も書いた事のないSSの主題にできるというものでしょう……。

もっとも、本当に本当の原因はBETAであり、BETAを創って、送ってきた“何者か”なんですが……。
あ、でもBETAの存在は人類の破滅因子の一つにしか過ぎないか……。
こんなこと上位存在が知ったらどう思うかな?

「我思う。ゆえに我あり」
プレイヤーであり、読み手である自分は、物語の中で切磋琢磨する登場人物目こう言うしかないですね。

稚拙な内容となりましたが、此処で閉めさせていただきます。
それにしてもマブラヴでここまで考えさせられたとは……。
オブジェクト 2007/08/07(Tue)18:03:03 編集
まぁ、色々な見方があると思います。
原因を論じるのは「マブラヴ」においては難しいですね(^^;)

だって、無数にある平行世界の1つの世界というメタな位置づけになってしまうからです。


エクストラでは、冥夜と結ばれた世界があれば、純夏と結ばれた世界もある。

同じ環境・条件でも、こうも分岐しているので 一概に親父が悪いとか冥夜が悪いとは言えないです。
かと言って純夏を選ばなかった武が悪いわけでもないと思いますw


これはもう無数の中にある平行世界間が『切なる想い』と『奇跡』によって結ばれた、『ある2人の悲劇の恋人同士物語』をageが書きたかったとしか言いようがないです。
その奇跡ゆえに『おとぎばなし』なんだと思います。
ピロタ 2007/08/07(Tue)21:06:35 編集
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